新しい家族が生まれた喜びを、親しい方へお知らせします。
お祝いをくださらなかった方に贈っても構いませんが、気遣いが必要です。
誰に贈っていいの?
出産内祝いは結婚の内祝いと違い、出産祝いをいただかなかった方に贈っても構いません。
というのは、家族が増えたことの報告でもあるからです。とはいえ、誰にでも贈っていいというわけではありません。
日頃、深くお付き合いをしている親戚や親しい友人など出産をお知らせしたい方を厳選して贈りましょう。
ただし、内祝いを受け取る方がどう感じるかということも考慮に入れたいものです。
例えば長年子供を授からない方、家族の介護に追われている方などには、幸せいっぱいの報告は無意識に傷つけてしまうこともあるからです。
ですから、添えるお手紙の文面も幸せアピールは控え、
「家族が増えました。今後ともよろしくお願いいたします」程度のさりげないものにするといいでしょう。
金額の目安
いただいたお祝い金額の1/3から1/2くらいの品を選びお宮参り前後に贈りましょう。
そうでない方には「お気遣いなく」という言葉を添えて、負担にならない程度のものにします。
昔は紅白まんじゅうを親戚や近所に配ることもありました。おすそわけくらいの感覚がちょうどいいでしょう。
ギフトに適しているもの・避けたほうがいいもの
先様の家族で利用できて、使って消えるものが無難です。
子供の写真入りのマグカップや名前が入ったグッズは押し付けがましく、いただいた方が困惑してしまいます。
もし、名入れをしたいのであれば、オリジナルパッケージにするとよいでしょう。
なにより、受け取った人に喜んでいただけるような品を選ぶことが大切です。
のし・水引見本
- かけ紙
紅白蝶結びの熨斗紙。
紅白蝶結び(5本)
- 表書きの種類
内祝、出産内祝。
内祝
出産内祝
- 名入れ
姓、もしくは誕生した子供の名前(ふりがなを入れると親切です)。
姓
誕生した子供の名前