イオンのおせち

2024年イオンのおせち 承り期間 12月27日(水)午前1時まで
舟盛りおせち 本体19,800円(税込21,384円)「宝船」 承り期間 12月27日(水)午前1時まで
2024年イオンのおせち トップバリュ 和洋三段重「TSUDOI(集)つどい」本体19,800円(税込21,384円) 承り期間 12月27日(水)午前1時まで
2024年イオンのおせち 旅篭(はたご)監修 和洋中二段重「福(ふく)」 本体19,800円(税込21,384円) 承り期間 12月27日(水)午前1時まで
2024年イオンのおせち 京都 貴船 右源太(うげんた) 右源太監修 和五段重 「氣生根(きふね)」 本体100,000円(税込108,000円) 承り期間 12月27日(水)午前1時まで
バイヤーイチオシ! トップバリュ 和風三段重「慶」 本体12,000円 税込12,960円

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「集い」子供から大人まで、
みんなで味わうおせち

  • ご家族や気の合うお仲間との集いに華を添える、驚きとおいしさを盛り込んだ新しい和洋おせちです。 冷凍 3〜4人前 37品目 トップバリュ 和洋三段重「TSUDOI(集)つどい」本体19,800円(税込21,384円) 購入はこちらご家族や気の合うお仲間との集いに華を添える、驚きとおいしさを盛り込んだ新しい和洋おせちです。 冷凍 3〜4人前 37品目 トップバリュ 和洋三段重「TSUDOI(集)つどい」本体19,800円(税込21,384円) 購入はこちら
  • 縁起の良いおせち料理のいわれ食材を彩り豊かに詰合せた、伝統の技が息づく和の味わいをご堪能ください。 冷凍 3〜4人前 39品目 トップバリュ  和風三段重 「慶」 本体12,000円(税込12,960円) 購入はこちら縁起の良いおせち料理のいわれ食材を彩り豊かに詰合せた、伝統の技が息づく和の味わいをご堪能ください。 冷凍 3〜4人前 39品目 トップバリュ  和風三段重 「慶」 本体12,000円(税込12,960円)) 購入はこちら
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3~4人前 4~5人前以上

料亭・ホテル・名店のおせち

  • 和の伝統を重んじる格調高い味わいの数々。京懐石の名店「右源太」監修、絢爛豪華なおせちです。 冷蔵 4〜5人前 86品目 京都 貴船 右源太(うげんた) 右源太監修 和五段重「氣生根(きふね)」※限定数量受注生産 本体100,000円(税込108,000円) 購入はこちら和の伝統を重んじる格調高い味わいの数々。京懐石の名店「右源太」監修、絢爛豪華なおせちです。 冷蔵 4〜5人前 86品目 京都 貴船 右源太(うげんた) 右源太監修 和五段重「氣生根(きふね)」※限定数量受注生産 本体100,000円(税込108,000円) 購入はこちら
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1人前の和風おせちを2つと、洋風素材の数々を彩り豊かに盛り付けたオードブルのセットです。 冷凍 約2人前 45品目 京都しょうざん 和の個食おせち料理&オードブル 本体12,500円(税込13,500円) 購入はこちら1人前の和風おせちを2つと、洋風素材の数々を彩り豊かに盛り付けたオードブルのセットです。 冷凍 約2人前 45品目 京都しょうざん 和の個食おせち料理&オードブル 本体12,500円(税込13,500円) 購入はこちら
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  • アメリカ産 ボイルずわいがに (バルダイ種) カット調理済 1.4kg 冷凍 配送料込み 本体10,000円(税込10,800円)
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冷蔵おせち 2023年12月27日(水)午前1時まで 2023年12月31日(日)
冷凍おせち 2023年12月25日(月)午前1時まで 2023年12月30日(土)
オードブル 各商品ページをご確認ください。 各商品ページをご確認ください。

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イオンのおせちの魅力をご紹介!

おせち料理の中身は?定番おせちの種類やその意味をご紹介!

お正月といえば、なんといっても「おせち料理」ですね。
でも、そんなおせち料理の定番の中身や、そのひとつひとつに込められた意味は、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。そこで、おせち料理の定番のものとそれぞれの意味、全国の珍しいおせち料理について、和文化研究家の三浦康子さんに伺いました。
あわせて、通販で簡単にお取り寄せができる、イオンおせちの魅力も紹介しますので、おせちの準備を考えている方はぜひチェックしてみてください!

《目次》

1.おせち料理の中身は5種類。重箱の段ごとに詰める料理も解説

おせち料理の中身は、「口取り」「祝い肴」「焼き物」「酢の物」「煮物」の5つに大別され、重箱の段ごとにどのおせち料理を詰めるのかが決まっています。ここでは、正式な五段重の場合と、一般的な三段重の場合を解説します。

  • 一の重の中身は、口取り・祝い肴

    重箱のいちばん上の段です。重箱の蓋を開けると最初に目に入ってくる、おせち料理の顔とも言えるのが一の重です。一の重には「口取り」と「祝い肴」を詰めます。「口取り」は会席料理などで最初に出される料理で、伊達巻や栗きんとん、昆布巻きなどがあり、見た目が鮮やかで彩りがよい料理が多いのも特徴です。「祝い肴」は、文字どおり祝い膳に用いる酒の肴のことで、お屠蘇(おとそ)と呼ばれるお酒と一緒にいただきます。

  • 二の重の中身は、焼き物

    二の重には、魚介類の焼き物を詰めます。おめでたいと言われる鯛や、出世魚である鰤(ぶり)、縁起の良い海老などの海の幸を焼いた料理が並ぶ、豪華で華やかなお重です。

  • 三の重の中身は、煮物

    二の重には、魚介類の焼き物を詰めます。おめでたいと言われる鯛や、出世魚である鰤(ぶり)、縁起の良い海老などの海の幸を焼いた料理が並ぶ、豪華で華やかなお重です。

  • 与の重の中身は、酢の物・和え物

    4番目の段は、忌み言葉である「四」は使わずに「与の重」と書きます。与の重には、日持ちのする酢の物を詰めます。大根と人参の色を紅白に見立てる紅白なますや酢れんこん、菊花かぶが代表的な料理です。昔は、冷蔵庫などがなかったため、長く保存ができるように酢を用いてお野菜をいただいていました。焼き物の箸休めとしても楽しめる料理です。

  • 控えの重は空っぽに

    一番下のお重は、「控えの重」と呼ばれ、基本的には何も入れません。理由は、授かった福を詰めておくためと言われています。お客様からいただいた料理や、家族の好物を詰める重として使うご家庭も多いようです。

  • 三段重の場合の中身

    最近では三段重が一般的ですが、三段重の場合、中身は以下のようになります。

    • 一の重の中身/口取りと祝い肴など
    • 二の重の中身/焼き物など
    • 三の重の中身/煮物など
    酢の物や和え物は、祝い肴や口取りと一緒に一の重に詰めたり、焼き物の隣に詰めたりするなど、バランスよく詰めることが多いです。

2.おせち料理の中身の定番20種類。それぞれに込められた意味を解説

おせち料理の中身は、それぞれに願いが込められています。その意味や願いをご家族で語り合いながら、おせち料理を楽しんでください。代表的な料理とその意味をご紹介します。

  • 数の子

    数の子はニシンの卵です。卵がたくさん並んでいる様子から、子孫繁栄を願う意味が込められています。また、ニシンは当て字で「二親」と表し、両親が健康で長生きするようにという意味も込められています。

  • 黒豆

    黒豆には、「マメ(勤勉)に働き、マメ(丈夫で元気)に暮らせますように」という意味が込められています。『マメ」には、勤勉、丈夫、元気、健康という意味があり、おせちの中でも定番の料理です。また、黒豆のように黒く日焼けするまでマメに働く、という意味もあります。

  • 田作り(たづくり)

    田作りは、カタクチイワシの小魚を干して飴炊きにしたものです。田作りには「五万米(ごまめ)」という別名もあり、カタクチイワシを田畑の肥料にしたら大変豊作になったことから、豊作祈願を表す料理としておせちに詰められるようになりました。尾頭付きでおめでたい見た目もお祝いの席にピッタリですね。

  • たたきごぼう

    ごぼうはもともと、深く根付くことから縁起が良い食材とされてきました。おせちに詰められるたたきごぼうには、「ごぼうのように深く根を張って家が繁栄しますように」という願いが込められています。また、ごぼうをたたいて身を開くことから「開運」の意味も込められています。

    ここまで紹介した4種類の料理は、先に紹介した「祝い肴」の代表的なものです。全国的には、数の子、黒豆、田作りをおせちに欠かせない「三つ肴」としますが、関西では、数の子、黒豆、たたきごぼうが「三つ肴」となります。関西は公家文化の影響で、家の繁栄や永続を願う文化が強かったためと言われています。

  • かまぼこ

    かまぼこは、初日の出に似た半円型の形がおめでたいとされています。初日の出は、新年の神様である年神様の降臨を象徴するため、初日の出を家族みんなで拝みながらその年の幸せを祈る習わしがあります。また、紅白の色がおめでたく、赤は魔除け、白は清浄を意味します。飾り切りをして松や鶴などの縁起物をかたどることもあります。

  • 昆布巻き

    昆布巻きは、「『よろこぶ』に通じるから縁起が良い」というのは聞いたことがある方も多いでしょう。「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、不老長寿の願いが込められていたり、「子生(こぶ)」と書いて、子孫繁栄の願いをこめたりすることもあります。

  • 酢れんこん

    れんこんは、穴が空いているため将来の見通しが効いて縁起が良いとされ、見通しの良い一年となることを願っていただきます。酢れんこんは「酢蓮(すばす)」とも呼ばれます。花の形に飾り切りをしたり、梅酢でピンク色に色付けたりすると、おせちがより華やかになります。

  • 伊達巻き

    伊達巻きの「伊達」とは華やかさを意味するため、お正月を彩るおせち料理の代表格です。巻物の形が書物や掛け軸に通じることから、知識や文化の発展への願いも込められています。お子様に「これを食べると賢くなるんだよ」などと話しながら食べたい料理ですね。

  • きんとん

    おせちのきんとんと言えば、栗きんとんです。漢字では「栗金団」と書き、蓄財・金運アップを願う意味が込められています。また、武士が戦に出るときに、干した栗を「勝ち栗」と呼んで保存食にしていたという歴史があるため、栗は勝ちに通じる縁起物でもあります。黄金色の栗きんとんは、色そのものも縁起がいいですね。

  • 紅白なます

    紅白なますは、お祝いに用いられる紅白の水引(飾り紐)に通じて、縁起の良いものとされています。大根とにんじんを使った料理ですが、いずれも深く根が張る根菜なので、「深く根が張りますように」という意味も込められています。

  • 鯛(たい)の姿焼き

    鯛は「めでたい」という意味にかけて、おめでたいものとされています。尾頭付きでお祝い事には欠かせない食材として、昔から親しまれています。

  • 鰤(ぶり)の照り焼き

    鰤は、成長と共に名前が変化する「出世魚」なので縁起が良いとされてきました。そのため、地域によっては、大晦日に食べる「年取り魚」として鰤を食べる習わしがあり、おせちにも用いられるようになりました。

  • 海老の焼き物

    海老のように、腰が曲がるほど長生きできますようにという願いが込められた料理です。赤い見た目がハレの日にふさわしく、お正月には欠かせない料理です。

  • 煮蛤(にはまぐり)

    はまぐりは、対の貝殻しかぴったり合わず、決して他の貝と合うことがありません。そのため、夫婦円満や良縁に恵まれますようにという願いが込められています。

  • 手綱(たづな)こんにゃく

    手綱には、馬の手綱を引き締めるように「心を引き締める」という意味があります。また、円(縁)を作って結んでいくことから、「良縁」や「夫婦円満」を願うという意味も込められています。こんにゃくは腸内をきれいにする効果が期待できるため、昔から「胃のほうき」として親しまれ、新年に身体の中をきれいにするという意味もあります。

  • 酢だこ

    たこは「多幸」と書くこともでき、たくさん幸せがありますようにという願いが込められています。酢の物としておせちに詰められます。

  • くわい

    くわいは実から立派な芽がのびることから、「食べると芽が出る」「芽出度い(めでたい)」縁起物として、おせち料理によく用いられます。

  • ちょろぎ

    少し変わった名前のちょろぎ。赤酢漬けにしたちょろぎが黒豆に添えられることが多く、巻貝のような見た目と真っ赤な色が存在感を放ちます。漢字で「長老喜」と書いて、長寿を願う意味が込められ、縁起の良い食べ物とされています。

  • 里芋

    里芋は親芋のまわりに小芋、小芋のまわりに孫芋がつくことから、「子孫繁栄」という意味があります。

  • 八頭

    里芋の一種である八頭。八頭は親芋から子芋が分球せずひとつの塊になるため、まるで八つの頭がついているように見えることから「八頭」と呼ばれるようになりました。「頭」となって出世をしてほしいという願いや、子孫繁栄を願ってお正月に用いられてきました。

3.おせち料理の中身は地域ごとに違う? 全国の珍しいおせちを一部ご紹介

いろいろな場所に住んでみて、地域ごとの食文化の違いを知ったという方も多いでしょう。じつはおせちにも47都道府県ごとに違いがあります。ほかの地域・地方のおせちを食べてみるのも楽しいので、現地に行くのが難しい人は、気になる県のおせち料理をお取り寄せしてみてもいいかもしれません。

<北海道・東北地方>
  • 北海道の「氷頭(ひず)なます」

    北海道では、生鮭の頭の軟骨を薄切りにした氷頭(ひず)と大根を和えた酢の物がおせちの定番品です。氷頭はとても希少な部位のため、珍味としてお正月に楽しまれました。

  • 青森県の「なまこ」

    高級品でもあるなまこは、青森県のお正月料理には欠かせない食材です。酢の物としておせち料理に用います。

  • 秋田県の「ハタハタ寿司」

    秋田県のおせち料理といえば「ハタハタ寿司」。秋田特産の米と麹(こうじ)を使ってじっくり発酵させた郷土料理です。

  • 山形県の「からかい」

    乾燥させたエイのヒレの軟骨部分を水で戻して煮込んだ料理です。山形県では赤飯と並んで、お祝いの席の定番料理とされています。

<関東地方>
  • 栃木県の「モロの煮付」

    栃木県のおせち料理といえば、モロの煮付でしょう。モロとはモウカザメ(ネズミザメ)のことで、サメは保存が利く海の幸として古くから流通しており、特に海がない栃木県では長く親しまれてきました。栃木県ではお祝いの席だけでなく、家庭料理や学校給食にも取り入れられている定番料理です。

  • 千葉県の「はば雑煮」

    千葉県で名産の「はばのり」を使った料理です。「幅を利かす」という意味で、おせち料理や汁ものに用いられます。

  • 茨城県の「鮒(ふな)の甘露煮」

    茨城県ならではのおせち料理と言えば、ふなの甘露煮です。尾頭付きでおめでたい料理として親しまれています。

<中部地方・北部地方>
  • 石川県の「べろべろ」

    変わった名前のべろべろ(えびすとも言う)。石川県以外の方は知らない方も多いかもしれません。煮溶かした寒天に、溶き卵と砂糖、醤油を流して固めた料理です。黄金色の見た目で縁起が良いとされています。作り方が比較的簡単であることから、家庭でもよく作られ、それぞれの家庭で味や仕上がりに違いがあるのも特徴です。

  • 山梨県の「あわびの煮貝(にがい)」

    山梨県のおせち料理といえば、甲州名物あわびの煮貝。駿河湾でとれた新鮮なあわびを、山梨では古くから醤油で煮て食べる風習があります。ハレの日であるおせち料理にも欠かせない一品です。

  • 愛知県の「かしわのひきずり」

    愛知県では、「かしわのひきずり」と呼ばれる鶏のすき焼きを、おせちに詰める風習があります。愛知県は漁業が盛んで、普段から魚介類をよく食べるため、逆にお正月にはお肉でお客様をもてなすという文化がありました。昔は、四つ足の動物は食べませんでしたが、鶏は二本足のためよしとされていたことも理由です。

<近畿地方>
  • 京都府の「棒鱈(ぼうだら)」

    真鱈を干して乾燥させたものを、水で戻して煮付けた料理です。「たらふく(鱈福)食べられる」という願いが込められた一品で、京都をはじめ、関西では欠かせないおせち料理です。

  • 大阪府の「にらみ鯛」

    鯛の姿焼きのことですが、お正月の三が日(さんがにち)の間は見るだけで箸をつけず、4日になってからいただきます。食卓の鯛をにらみながら三が日を過ごすため、にらみ鯛という名前が付きました。

  • 滋賀県の「赤蒟蒻の煮物」

    滋賀県では、特産品の赤蒟蒻を醤油などで煮た赤蒟蒻の煮物がおせちに加わります。真っ赤な色がおせちを華やかに彩ります。

<中国・四国地方>
  • 山口県の「フグ」

    山口県では特産品のフグをおせち料理でいただきます。フグは「ふく(福)」とも呼ばれ、一年の始めに福を願うという意味が込められています。

  • 高知県の「皿鉢(さわち)料理」

    高知県のおせち料理は、その盛り方に特徴があります。おせちはお重に詰めるのが一般的ですが、高知県では、たくさんのごちそうを大きな皿に盛るという文化があります。海・山・川のある自然豊かな高知県では、自然の恵みをお皿から溢れんばかりに盛ってお正月をお祝いします。

  • 島根県の「鰐(わに)の刺身」

    島根県では、年末年始のご馳走として鰐(わに)の刺身が食卓に並びます。ここでいう鰐とは、サメのことで、やわらかくてあっさりとした味わいです。珍味としても親しまれており、お正月には欠かせない料理です。

<九州・沖縄地方>
  • 長崎県の「くじら」

    長崎県では、大きいものを食べると縁起が良いとされ、お正月にはくじら料理がよく食べられています。昔は捕鯨が盛んだったこともあり、くじら料理は普段から親しまれていました。とくにお正月は畝須(うねす)という部分を使った「末広」が欠かせません。

  • 佐賀県の「アラ」

    佐賀県では、クエをアラと呼んでお正月に食べる風習があります。頭から尻尾まで捨てることなく食べられる魚で、お刺身や唐揚げにしてお正月のご馳走として楽しみます。

  • 大分県の「がめ煮」

    大分特有の煮物であるがめ煮。鶏肉、れんこん、にんじん、干し椎茸などを甘じょっぱく煮込む料理で、お正月や結婚式など大分のハレの日には欠かせない料理です。

  • 沖縄県の「田芋田楽(たいもでんがく)」

    里芋に似た田芋をきんとんのように甘く練り上げたもので、沖縄県ではお正月など人が集まるときにはよく作られる料理です。里芋同様、子孫繁栄を願う意味が込められています。ターンムディンガクとも呼ばれています。

4.おせち料理はいつ食べる? おせちの歴史や最新トレンドも紹介

  • おせち料理はいつ食べる?

    一般的には元旦、さらに三が日の間に食べますが、地域によって違いがあり、北海道〜東北、中部地方や長野県では大晦日の晩からおせちを食べる風習があります。
    そもそもおせちは、旧年の年神様に一年の無事を感謝し、新しい年神様をお迎えするためにお供えされていた料理。電気が無かった時代には、日没が一日の始まりと考えられており、大晦日の晩にごちそうを食べて年迎えのお祝いをしました。これを「年取り膳」「年越し膳」などと言いました。その名残で、大晦日の晩におせちを食べる地域があるのです。

  • おせちの由来や歴史

    もともとおせち料理は、お正月の料理だけをさすのではなく、節日(せちにち)、節会(せちえ)に食べる節供(せちく)料理のことを言いました。お正月、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句など今でも大事にされている行事ごとですね。やがて、数ある行事の中でも最も重要なお正月の料理を指すようになり、お正月の節供料理を「せちく料理」→「おせちく」→「おせち」と呼んで親しまれるようになりました。平安時代から宮中行事でふるまう慣わしがあり、江戸時代には庶民の間にも広まったと言われています。また、年の始めにバタバタと慌てないようにおせちを年内に準備するという心構えも大切にされてきました。
    おせちを重箱に詰めるのは、蓋付きで料理の保存がしやすかったこと、お客様にもすぐにお出しでき、片付けやすかったため、などの理由があります。また「福を重ねる」という願いも込めて、重箱に詰めるようになったと言われています。

  • 今どきのおせち事情

    以前はおせち料理といえば、親から子へ、子から孫へと受け継がれていたものでした。最近では、時代の変化によって家で作るという家庭も少なくなったようです。おせち料理の中身も、洋風のものや中華風など、いろいろな食材・料理が並びます。また、重箱を使わずにお皿に盛るというご家庭も増えていますね。お正月くらいはご馳走を楽しみたいと、料亭やホテル、ネット限定のおせちを選ぶ方も多いです。さまざまなラインアップがあるので、ネット通販と店頭を見比べて見るのも良いかもしれませんね。

5.イオンの通販おせちの魅力とおせちの選び方

最後に、イオンのお取り寄せ通販サイトで毎年人気の通販おせちの魅力と、おせちの選び方をご紹介します。

  • イオンショップ通販おせちの魅力

    イオンショップの通販おせちはイオンが送料を負担します! 全国から厳選したおせちが幅広いバリエーションで用意されています。ネット限定おせちも注目です。対象商品が表示本体価格から5%OFFになる早得もうれしいですね。
    ※商品ページに「早得」の文字があります。

  • おせちの選び方に悩んだら?
    • ①人気ランキングから選ぶ

      迷ったときにはランキングをチェックしてみましょう。カテゴリーごとのランキングも掲載されているので、「わたしは洋風から選びたい」「家族は名店のおせちが食べたいみたい」など好みに合わせてランキングを参考にしていただけます。「どんな価格のおせちが1位なんだろう?」と覗いて見るだけでも参考になりますよ。

    • ②人数から選ぶ

      お正月に集まる人数が決まっている場合は、その人数を目安に選ぶと良いですね。お子様でも取り分けやすいオードブルタイプも豊富に取り揃えています。集まる方の年齢に合わせて選ぶこともできますよ。
      食べたいおせちがいろいろとある場合は、少人数のおせちを何種類か頼んでみるのも良いかもしれません。一緒に食べる人の好みや食べられるものに合わせて、選ぶこともできますね。

    • ③食べたいものなどのカテゴリーから選ぶ

      イオンの通販おせちは、健康に配慮した低糖質おせちや、ペット専用おせちなどさまざまなニーズに対応したおせちが揃っています。また、ネット限定のおせちではここでしか食べられない名店のおせちも勢揃い。ぜひ、食べたいおせちを選んでよいお正月を迎えてくださいね。

6.おせちを通して愛情を伝えよう!

おせち料理の種類や意味、由来、地域ごとの特徴的なおせち料理をご紹介しました。
おせち料理ひとつひとつにも全て意味があるように、古来、日本には、モノゴトに想いを込めるという文化があります。
想いや願いは目には見えないものなので、モノやコトに託して行うのが日本の行事。全てが幸せにつながるので、愛情表現のひとつとして行われてきました。親から子、家族同士の愛情を行事に託して、目に見えるかたちにしてきたのですね。
お正月は日本の行事文化の大黒柱です。「この料理にはこんな意味があるんだよ」と伝えることで、文化と愛情を伝えることができるのがおせち料理です。お子様にとっても、心に残る豊かなお正月になるのではないでしょうか。忙しい毎日だからこそ、おせち料理を通じて愛情を伝え、家族の絆を強めていってくださいね。

監修

三浦 康子さん
和文化研究家。古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などで提案しており、行事を子育てに活かす「行事育」提唱者としても注目されている。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭をとるなど活動は多岐にわたる。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、監修書『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)ほか多数。