全国の厳選グルメを、ネットでお届け イオンショップ

毎月10日・20日・30日はイオンショップ感謝デー開催!イオンマークの付いたカード払いでWAON POINT10倍!毎月10日・20日・30日はイオンショップ感謝デー開催!イオンマークの付いたカード払いでWAON POINT10倍!

いらっしゃいませ お客さま

公開日:2025.11.27

更新日:2025.11.27

大見出し大見出し

蟹(カニ)の旬と種類|失敗しない選び方・保存方法まで徹底解説

贈答品としても、年末年始のごちそうとしても、根強い人気を誇るカニ。
ひと口に「カニ」といっても種類が多く、それぞれ旬や味わいが異なります。旬や味の違い、買い方のコツを知らないと「期待したほどおいしくなかった」という結果になりがちです。
この記事では、代表的なカニの旬や種類ごとの特徴、選び方、保存方法など、代表的な疑問点をご紹介します。初めて購入する方はもちろん、贈り物で失敗したくない方も、ぜひご確認ください。

目次

もっと見る

01.

カニの旬は冬が本番

大見出し大見出し 大見出し大見出し

一般に、カニは水が冷たくなる冬が旬とされます。旬の時期のカニは身が締まり、甘みも増します。ただし、種類や漁期、産地によって旬の時期は異なるため、目安を覚えておきましょう。

・ズワイガニ:晩秋~冬が旬です。オスは11月~3月頃、メスは11月~1月頃と、オスとメスで旬の時期が異なります。
・ベニズワイガニ:さまざまな場所で獲れるため1年中流通していますが、旬は気温が低い季節です。
・タラバガニ:冬が旬です。旬のタラバガニは身が太く食べごたえもあります。
・毛ガニ:地域によって漁を行う時期が異なるため、通年通して流通していますが、旬は冬とされています。
・花咲ガニ:夏~初秋。漁を行える期間が短い希少なカニです。

02.

代表的なカニの特徴と旬

大見出し大見出し 大見出し大見出し

カニと一口に言っても、ズワイガニや毛ガニ、タラバガニなど、さまざまな種類に分けられます。種類ごとに見た目はもちろん、味わいも異なるので、それぞれの違いを知っておきましょう。

ズワイガニ

ズワイガニの旬は11月~3月頃です。漁獲制限が厳しく、オスは甲羅が9cm以上のもの、メスは11月6日から翌年3月20日しか獲ることができません。
一般的に流通しているのは、オスのズワイガニです。

きめ細かく上品な甘みの身が魅力です。越前ガニ(福井県)や松葉ガニ(鳥取県)、加能ガニ(石川県)、香住ガニ(兵庫)、といった地域名を冠するブランドガニも有名です。ブランドごとに味わいも変わるため、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

ボイルはもちろん、しゃぶしゃぶや天ぷら、刺身などでもおいしく食べることができます。カニ味噌も濃厚な味わいでおいしく食べられるため、カニを余すことなく楽しみたい方におすすめです。

ベニズワイガニ

名前のとおり赤い殻が特徴のカニです。水分量が多く、しっとりした身をしています。メスは漁が禁止されているため、食用のベニズワイガニは全てオスです。
さまざまな場所で水揚げされるため年間を通して流通しており、環境が変化しにくい深海に生息していることから、時期によって味が変わることはありません。

しかし、日持ちしにくいことから、気温が低く鮮度を保ちやすい冬場が最もおいしい時期といえます。
茹でたものを食べるのが一般的です。また、カニ缶などにも使われています。

毛ガニ

主に北海道で漁獲されており、名前のとおり毛の生えた見た目が特徴です。産地ごとに旬や味わいは異なります。年間を通して流通していますが旬は冬です。

小ぶりでズワイガニなどに比べると身の量は少ないものの、柔らかな食感を楽しめます。
特に、カニ味噌の濃厚な甘さはカニの中でも随一。ボイルや鍋の具材など、さまざまな楽しみ方をできる点も魅力です。
おいしいカニ味噌を楽しみたい方に適しています。

タラバガニ

高価なカニとして、ズワイガニと並んで有名な品種です。全体にトゲを持った見た目が特徴で、見た目はカニですが生物学上の分類はヤドカリの仲間です。
旬は4月~6月頃と、11月~2月頃の2回あります。
国内では北海道近海で水揚げされますが、禁漁期間などの関係から、国内では海外産のものが多く流通しています。

太い脚に締まった身が特徴で、ズワイガニに比べると味わいはあっさりしています。焼いたり、しゃぶしゃぶにしたり、鍋にしたりと、幅広い楽しみ方ができるのも魅力です。
一方で、カニ味噌は食用には向きません。基本的には脚だけの状態で販売されています。

花咲ガニ

タラバガニと同様にヤドカリの仲間で、ゴツゴツした殻が印象的な品種です。名前は火を通すと鮮やかな赤色になることから名付けられました。短い脚の中には筋肉質でプリプリした食感の身が詰まっています。身の独特な甘みや香りと、濃厚なカニ味噌が魅力です。

漁業場所が少ないうえに漁業時期も限られていることから、短い期間しか食べることができません。
他のカニとは異なり、旬は7月~9月頃とされています。

ボイルや焼きガニでもおいしく食べられますが、花咲ガニの産地である根室地方で食べられている鉄砲汁にするのもおすすめです。
殻付きの花咲ガニを茹でてだしを取ってから、味噌で味付けするというシンプルな料理なので、一度試してみてはいかがでしょうか。

03.

失敗しないカニの選び方

大見出し大見出し 大見出し大見出し

カニをおいしく食べるには、食べ方に合った品種や、少しでも身の詰まっている個体を選びたいもの。カニを購入する際に確認しておきたいポイントとしては、次の点が挙げられます。

鮮度

鮮度の良いものを選ぶことが、おいしいカニを食べる重要なポイントです。その場でカニの状態を見られる時は、においや甲羅の見た目を確認してみてください。

異臭がするカニは鮮度が落ちている可能性があります。カニは脱皮を繰り返して大きくなっていくため、殻がしっかりと硬いものを選ぶと良いでしょう。
脱皮してから時間が経っているものほど身が詰まっているため、甲羅に傷や黒いツブツブ(カニビルの卵)がついているものを選ぶのもおすすめです。
見た目の大きさが同じような場合は、持ってみて重いカニほど身が詰まっています。

通販サイトでは鮮度を見極めるのが難しいため、「ボイル」「急速冷凍」などの記載があるものを選ぶと安心です。

用途

カニをどのように楽しみたいかも、選ぶ際のポイントのひとつです。
前述のとおり、カニは種類ごとに特徴が大きく異なります。それぞれの特徴と用途を踏まえて、種類を決めると良いでしょう。

例えば、カニ味噌を楽しみたいのであれば毛ガニを選ぶのがおすすめです。
反対に、身をたくさん食べたい方であれば、タラバガニやズワイガニを選んだ方が楽しみやすくなるはずです。
どのようにカニを食べたいか、カニの何が好きなのかを考えれば、おのずと種類を決めやすくなります。

04.

カニの保存方法

大見出し大見出し 大見出し大見出し

カニを買ったり、いただいたりしたとしても、すぐに食べられないこともあるはずです。おいしさを長持ちさせるには、上手な保存方法も知っておく必要があります。
カニの適切な保存方法を、カニの状態ごとにご紹介します。

生ガニの場合

カニをはじめ、魚介類は基本的には日持ちしません。新鮮な生ガニを買ったり、いただいたりしたら、できるだけ早めに食べきるのが基本です。

食べきれずに保存する場合は、生のまま保存するのではなく、茹でてから保存するのがおすすめです。茹でた状態なら、冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫で2~3週間ほど保存できます。
茹でたカニをラップなどで包んだら、保存袋やビニール袋などに入れて保存してください。そのまま保存すると香りが移ったり、乾燥したりする恐れがあるので注意が必要です。

茹でガニの場合

茹でられた状態で購入したカニも、ラップなどで包んだら保存袋やビニール袋などに入れて保存します。冷蔵庫で2日ほど、冷凍庫で4日ほどが保存期間の目安です。
1杯丸ごとの状態でも、カットされた状態でも保存方法や保存期間は変わりません。

そのままだと場所を取るため、殻から身を外して保存するのもおすすめです。

冷凍ガニやカニ味噌の場合

冷凍したカニは、その日に食べる分だけその都度解凍することが重要です。冷凍と解凍を繰り返すと味が悪くなってしまいます。
余った分はラップで包んだ後にビニール袋などに入れて冷凍します。

また、カニ味噌は傷みやすいため、基本的には長期保存に向きません。できるだけ早めに食べきることを心がけましょう。
どうしてもすぐに食べられない時は、カニ味噌を取り出して容器などに入れてから冷凍庫で保存することをおすすめします。

05.

カニをもっと楽しもう

大見出し大見出し 大見出し大見出し

カニは種類や旬、選び方を知るだけで楽しみ方が広がります。ズワイガニや毛ガニ、タラバガニなど、それぞれの特徴を理解すれば、購入する際に品種を選びやすくなるはずです。さらに、鮮度の見極め方や保存方法を押さえておけば、おいしいカニを最後まで楽しみやすくなります。
ご紹介した内容を参考に、旬のカニを存分に味わってください。

さぁ、かにに舌鼓。

イオン「カニの旬と種類|失敗しない選び方・保存方法まで徹底解説」は、イオングループのイオンショップがお届けいたします。
企業情報はこちら