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公開日:2025.08.13

更新日:2025.08.13

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桃の旬と品種一覧|贈答用に人気の桃は?

甘くジューシーな果汁を楽しめる桃は、贈答品としても人気の果物です。しかし、種類が豊富なうえに、それぞれ味わいや食感、旬などが大きく異なります。
いつ、どれを選ぶとおいしく食べられるのか悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、旬や種類ごとの特徴など、桃を選ぶ時に欠かせないポイントをご紹介します。
おいしく桃を食べるコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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01.

桃の旬はいつ?

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品種によって異なりますが、桃の旬は6月~9月頃です。最も出荷されるのは7月頃なので、お中元などのギフトとしても人気を集めています。

また、産地によっても収穫時期が異なるため、覚えておくとその時期においしい桃を選びやすくなるでしょう。
目安としては、山梨県や岡山県産の桃は7月~9月頃、福島県や山形県、長野県は8月~9月頃が収穫時期のピークです。

02.

桃の種類は3種類

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桃には数多くの品種がありますが、大きく3種類に分けることができます。種類ごとの特徴や魅力は、以下のとおりです。

白桃系

名前のとおり、果肉が白色の桃です。7月~9月頃まで流通しており、スーパーなどでも見かけることが多い種類です。
大玉で食べ応えのある品種が多く、ジューシーな味わいや甘さを楽しめます。

黄桃系

見た目が黄色で、果肉が白桃系に比べて硬めなのが特徴です。8月~9月下旬頃にかけてが旬にあたります。さっぱりした口当たりやみずみずしさ、濃厚な甘みが特徴です。
果肉が硬く実が崩れにくいため、缶詰でも広く使われています。

白鳳系

白桃を元に生まれた品種が白鳳系です。柔らかい果肉や、豊富な果汁、強い甘みが特徴です。桃ならではの香りも楽しめます。
桃の中では比較的旬が早く、6月~7月頃に出回ります。

03.

代表的な桃の品種

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桃は、白桃系や黄桃系といった種類からさらに細かく分けられます。代表的な桃の品種は以下のとおりです。

川中島白桃

川中島白桃は、桃の中でも多く栽培されている品種です。やや硬めの食感ながら、酸味が非常に弱いため甘みを強く感じられます。
比較的日持ちするのも、川中島白桃の魅力です。
9月頃に旬を迎えます。

あかつき

白桃と白鳳を交配して作られた品種で、硬く歯ごたえの良い果肉と強い甘みを楽しめます。爽やかな香りも魅力です。追熟させて柔らかくしてもおいしく食べられます。
旬は7月から8月頃です。

なつっこ

ジューシーで強い甘みと滑らかな口当たりが魅力の品種です。桃の中では日持ちしやすく、大玉で見栄えもする品種なので、贈答用にも適しています。
旬は8月頃なので、果物で涼を取りたい方にもおすすめです。

さくら白桃

9月頃に旬を迎える晩生種で、穏やかな酸味と甘みを楽しめる品種です。非常に大玉で歯ごたえも良いため、食べ応えがあります。
日持ちが良く、追熟させれば柔らかい果肉を楽しむことも可能です。好みに応じて硬さを選べる点も、さくら白桃の魅力といえます。

黄金桃

黄桃系に属する品種で、名前のとおり鮮やかな黄色の皮と果肉が特徴です。8月の半ばから9月終わり頃までが旬にあたります。
実が硬い品種の多い黄桃系の中でも、柔らかな食感をしているのも魅力です。濃厚な甘さやふくよかな香り、適度な酸味を持ち、バランスの良い味わいを楽しめます。

04.

おいしい桃の見分け方

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どうせ買うなら、少しでもおいしい桃を選びたいと考える方は多いはずです。おいしい桃を見分けるために、購入時は次のポイントを確認してみてください。

1つ目が形です。桃の真ん中を通る割れ目を中心に左右対称になっている桃は、どこを食べても甘さが変わらないとされています。反対に、形が崩れているものは甘みが偏っていることもあるため、できるだけきれいな形の桃を選びましょう。

2つ目が色味です。基本的には、色が濃く鮮やかな桃の方が強い甘みを持つ傾向にあります。

3つ目が皮の状態です。皮の表面に白い粒(果点)があるかどうかも確認しておきましょう。皮全体に白い粒が広がっている桃は、甘みが増して食べ頃になっています。

また、食べ頃になった桃からは甘い香りがします。具体的な香りは品種によって異なりますが、香りにも注目してみてください。

05.

桃をおいしく食べるコツ

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桃は繊細な果物で、あまり日持ちしません。保存方法によってはすぐに傷んだり、風味が落ちたりしてしまいます。桃をおいしく食べるために、保存方法や食べ方のコツも覚えておきましょう。

食べる直前に冷蔵庫に入れる

桃を冷やし過ぎると、甘みを感じにくくなったり、実が変質したりする恐れがあります。通販などで購入した桃はクール便で届くかもしれませんが、自宅では常温で保存するのが基本です。
温度変化が少なく風通しの良い冷暗所で保存すると良いでしょう。

桃の水分が飛んで乾燥してしまう恐れがあるので、エアコンの冷風や扇風機の風に当てるのは避けてください。

触ってみて、柔らかさを感じた桃は食べ頃です。好みにもよりますが、食べる1時間~2時間ほど前を目安に冷蔵庫に移して冷やしておくと、おいしく食べられます。

硬い時は常温で追熟を

購入した桃がまだ硬い時は、自宅で追熟を行いましょう。桃を1つずつ新聞紙やキッチンペーパーで包んでから、日のあたらない場所で常温保存しておくだけで追熟できます。
強く包みすぎると桃が傷んでしまうため注意が必要です。

香りが強くなったり、触った時に柔らかさを感じたりしてきたら食べ頃のサインです。
たくさんの桃が熟してすぐに食べきれない時は、冷蔵庫の野菜室で保存しておきましょう。
冷蔵庫で保存する際は、冷やし過ぎを防ぐために食べる20~30分前を目安に常温に戻しておくことをおすすめします。

食べきれない時は冷凍がおすすめ

どうしても数日で食べきるのが難しい時は、冷凍庫で保存するのもおすすめです。冷凍庫なら、1カ月ほどは桃を保存できます。

【桃の冷凍保存方法】
1.桃を優しく水洗いする
2.キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
3.1個ずつラップで包み、保存袋などに入れて保存する

保存袋はできるだけ空気を抜いてから冷凍庫に入れるのがポイントです。
冷凍した桃は、切れ目を入れてから流水に当てると皮をむきやすくなります。解凍してすぐはシャリシャリした食感に、30分ほどおくとトロっとした食感になるので、好みに応じて解凍時間を調整しましょう。

皮のむき方のポイント

桃は皮が薄いうえに果肉が柔らかいので、皮むき中に実がつぶれてしまうことがあります。
実をつぶさずに、果汁を保ったまま皮をむくポイントとは、力を入れ過ぎないことです。

桃の割れ目に沿って刃を入れたら、種の周りを回すように切り込みを入れてください。切り込みが入ったら桃を優しくひねると半分にできます。
半分に割れたら、食べやすい大きさに切り分けましょう。実の半分に残っている種は、種に沿って包丁の刃先を上下に動かして取り除きましょう。

最後に、皮と果肉の間に寝かせた包丁の刃を入れて、桃を回転させるように動かすと、きれいに皮がむけます。

また、桃の皮には産毛がたくさんついています。果肉に産毛がつくのを避けるために、事前に必ず水洗いで産毛を落としておきましょう。

06.

おいしい桃は贈り物にも最適!

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芳醇な香りと強い甘みが魅力の桃は、多くの方に愛されている果物です。品種ごとに味わいや食感が大きく異なるため、自分好みの味を探す楽しみもあります。
旬は夏場ですが、品種によっては6月~10月頃まで、長く楽しめるのも魅力のひとつです。
お中元の贈答品として、見栄えの良い桃を用意するのも良いでしょう。

ご紹介した内容を参考に、おいしい桃を用意してみてはいかがでしょうか。

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