栗原先生に聞きました! 心をつなぐ 贈り物のマナー 栗原先生に聞きました! 心をつなぐ 贈り物のマナー

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いまさら聞けない、聞きにくい?心をつたえる贈り物のマナーをマナーの達人栗原先生に聞きました。

お世話になった友人や知人からいただいたとき

<お中元のお礼>

今年の暑さはとりわけ厳しいようでございます。○○様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。 さて、この度はわたくしの大好物のお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。早速家族みんなで賞味させていただきました。いつもながらのお心遣いに、深く感謝しております。本当にありがとうございました。これからが暑さも本番ですので、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。まずはお礼まで。かしこ 七月十五日
文例
さて、この度は見事なマスカットをお送りくださり、心よりお礼申しあげます。早速、夕食のデザートに家族みんなでいただきました。
さて、本日夏らしいお品が届きました。つるっとのど越しが冷ややかなお素麺は家族の大好物です。大切にいただきます。
ワンポイント
いただいたものが大好物であったり、家族が喜んでみんなで早速賞味したことが書いてあると、送り手に感謝の気持ちが伝わります。この部分は具体的にストレートな言葉で表現しましょう。

習い事の先生が生徒からいただいたとき(高価なものなど)

<お中元のお礼>

暑い日が続いております。、○○様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。さて、この度は心温まる贈り物をいただき大変恐縮いたしております。今までに味わったことのない見事な○○の甘さに家族全員で感動いたしました。お心遣いに、深く感謝いたしております。本当にありがとうございました。夏も本番、これから暑い日が続きます。くれぐれもご自愛ください。かしこ 七月十五日
文例
さて、この度は過分なお品物をお送りいただきまして、恐縮いたしております。
さて、本日はなかなか手に入らない貴重なお品物をお送りいただき、戸惑っております。
ワンポイント
高価な物をいただいた場合には、相手が何故そのようなお品物を贈ったのかの理由はわかる場合が多いと思います。
それにしても過分なお品物をいただいたと感じた場合には、是非お礼状を送りましょう。また、場合によっては、相当のお品物をお返しするとよいでしょう。

習い事の先生へ贈るとき

<お中元のお礼>

ようやく梅雨があけ太陽のまぶしい季節となりました。○○先生にはお健やかにお過ごしのことと存じます。日ごろより子供たちが大変お世話になっております。お陰さまにて楽しく通わせていただき、心よりお礼申し上げます。さて、昨日感謝の気持ちを込めまして、、お中元のお品をお送りいたしました。ご笑納いただけますと幸いに存じます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。お忙しい毎日とは存じますが、時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます。かしこ 七月十五日
文例
このところ、成績が順調にあがっておりますのも、先生のご指導あってのことと感謝しております。
本日、日ごろの感謝の気持ちを込めまして、ささやかですが別便にてお中元をお送り致しましたので、どうぞご笑納ください。
ワンポイント
お中元のお品物を送るときには、事前にお手紙やお電話で、いつ何のために贈り物をしたのかを相手に連絡しておくとよいでしょう。「つまらないものですが、、、」など謙虚すぎる必要もありません。生鮮食品などの要冷蔵品を送る際は、必ず事前にお知らせしましょう。