いまさら聞けない、聞きにくい?心をつたえる贈り物のマナーをマナーの達人栗原先生に聞きました。
<お中元のお礼>
- 文例
- さて、この度は見事なマスカットをお送りくださり、心よりお礼申しあげます。早速、夕食のデザートに家族みんなでいただきました。
- さて、本日夏らしいお品が届きました。つるっとのど越しが冷ややかなお素麺は家族の大好物です。大切にいただきます。
- ワンポイント
- いただいたものが大好物であったり、家族が喜んでみんなで早速賞味したことが書いてあると、送り手に感謝の気持ちが伝わります。この部分は具体的にストレートな言葉で表現しましょう。
<お中元のお礼>
- 文例
- さて、この度は過分なお品物をお送りいただきまして、恐縮いたしております。
- さて、本日はなかなか手に入らない貴重なお品物をお送りいただき、戸惑っております。
- ワンポイント
- 高価な物をいただいた場合には、相手が何故そのようなお品物を贈ったのかの理由はわかる場合が多いと思います。
それにしても過分なお品物をいただいたと感じた場合には、是非お礼状を送りましょう。また、場合によっては、相当のお品物をお返しするとよいでしょう。
<お中元のお礼>
- 文例
- このところ、成績が順調にあがっておりますのも、先生のご指導あってのことと感謝しております。
本日、日ごろの感謝の気持ちを込めまして、ささやかですが別便にてお中元をお送り致しましたので、どうぞご笑納ください。
- ワンポイント
- お中元のお品物を送るときには、事前にお手紙やお電話で、いつ何のために贈り物をしたのかを相手に連絡しておくとよいでしょう。「つまらないものですが、、、」など謙虚すぎる必要もありません。生鮮食品などの要冷蔵品を送る際は、必ず事前にお知らせしましょう。