商品説明

海の恵みの調味料「しょっつる」。
ハタハタと塩だけという素材本来の味を生かした魚醤で、琥珀色をしていて美しく透き通っています。
しょっつる鍋だけではなく、パスタ（特にペペロンチーノ）や、炒め物にも使用するとより味が引き立ちます。

秋田の「ハタハタのしょっつる」は、石川の「いしる」や香川の「いかなご醤油」と並ぶ日本三大魚醤で、古来から「醤(ひしお)」と呼ばれ各地の食文化に根付いています。
秋田県男鹿市沿岸一帯では、秋田県の県魚ハタハタが、産卵のため押し寄せて来る厳寒の12月から夜を徹して漁が行われていました。
1992年から全面禁漁という苦境もあり、1997年からハタハタ食文化を守るため食品研究機関の専門家と試験醸造を開始しました。
製造元の高齢化と後継者不足による廃業が続き、原料のハタハタは 減少によって高騰しましたが、2000年に臭みのないまろやかな風味をもつ「ハタハタしょっつる」を作り上げることができました。
秋田の地のハタハタ食文化が育てた 「時の結晶」です。
「ハタハタしょっつる」は、水も調味料も保存料も一切加えない天然の旨味成分だけの美しい琥珀色に輝く液体で、香りがおだやかで白身魚特有の上品な味わいです。
秋田県男鹿市商工会・諸井醸造が「男鹿ハタハタしょっつる食の匠協議会」を設立し、組織的な取り組みを行い、秋田しょっつるを活かした食文化の継承や受け継がれてきた伝統の味ハタハタのしょっつるを全国に広める為の活動をしています。

商品のいわれ・歴史
秋田県男鹿市沿岸でとれる県魚ハタハタは神の魚 (鰰(ハタハタ)) と書きます。
長年の試行錯誤の末、ハタハタと天日塩だけで作った「ハタハタしょっつる」が完成しました。

匠の技
①最低でも3年間ハタハタと塩が分解するまで時間をかけて熟成
②ハタハタと塩の加減を間違うと腐ってしまう為、長年の経験が必要

商品特徴
●秋田県男鹿地域で水揚げされたハタハタと天日塩だけで熟成させた魚本来の味を生かした魚醤で、透き通った琥珀色をしており、芳醇な 香りとクセのないマイルドな味わいに仕上がっています。
●日本の三大魚醤の1つ